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[イタリア情報]
スーパーマーケットとお買い物事情
イタリア留学中、日常的に何かとお世話になるのが、スーパーマーケットではないでしょうか?
ここでは、スーパーマーケットでは何を売っているのか、そしてどういう風に購入するのか、といったことをご紹介します。
- 営業時間はどれくらい?
1.イタリアのスーパー
- カートの使い方
- 野菜や果物の買い方
- お肉の買い方
- ハム・サラミ・チーズの買い方
- お魚の買い方
- パスタコーナーに行ってみよう!
- 生活用品は何がある?
- お支払いの仕方
2.スーパーの買物の仕方は?
- ロックダウン発令後は?
- イタリアのお買い物事情
3.コロナの影響
4.イタリアのお買い物
1.イタリアのスーパー
営業時間はどれくらい?
営業時間は、スーパーマーケットの規模にもよりますが、おおよそ開店時刻が朝8〜9時、閉店時刻は20時前後が多いようです。
大型店によっては、朝7時半開店、21時閉店、24時閉店、というところもあります。
ただし、小さい街になると、19時半に閉まってしまう、というお店も少なくありません。
また、日本のように土日祝日もオープンしている、というのは大型店に限られてきます。もしくは、完全休業とまでいかなくとも、営業時間を短縮する、ということがよくあります。
ですので、日本のように毎日お店が開いている感覚で、「明日買えばいいか」と思っていても、日曜は、閉まっていることもありますので、注意が必要です。留学中、うっかり、という事を防ぐためにも、日持ちのするものは日頃から少し多めにストックしておくことをお勧めします。
時間については、スーパーの入り口に、何時から何時までの営業か、土日祝日の時間帯などについて、掲載されてありますので、チェックしておきましょう。
また、まれにですが大きな街などでは『24時間営業』の店舗もあります。
ただし、そういったお店でも『Natale(ナターレ)クリスマス』や『Pasqua(復活祭)イースター』のような祝日には、営業をしないこともありますので注意しましょう。
2.スーパーの買物の仕方は?
カートの使い方
イタリアのスーパーマーケットでは、購入しようと思った商品を、買い物かごまたはショッピングカートに入れます。
買い物かごは右記のような形が多いです。日本の買い物かごと違って、かごを地面に置いたまま、持ち手を引っ張るスタイルです。
都市の中心部にあるスーパーマーケットは、規模が小さいところが多く、ショッピングカートで買い物をすると狭く動きづらいので、写真のような買い物かごを使った方が便利です。
また、ショッピングカートですが、日本のものと大体似ていいますが、大きさがかなり違います。イタリアのショッピングカートは、本当に大きいです。
日本の2倍から3倍はあると思います。
また、日本のようにカートにかごを乗せるスタイルではなく、カート自体がかごとなり、その中に商品を入れていきます。
カートを使う場合は、コインが必要です。左の写真のように、コイン挿入口にコインを入れ、ロックを解除して使います。金額は大抵1ユーロで、カート返却後、戻ります。このシステムを取り入れてから、カートがあらゆる所に放置されることがなくなりました。
中型以上のスーパーマーケットには、駐車場の横または店の入り口にカートが並んでいます。
野菜や果物の買い方
通常、店に入るとすぐ並んでいるのが、果物や野菜コーナーです。この辺りは日本と同じですね。
ただし買い方が日本と全く異なるので、注意しましょう。
イタリアでは、山積みになっている果物や野菜を、自分が欲しい分だけ選んで購入する仕組みです。まずは、備え付けのビニールの手袋を使い、自分が欲しい分だけ、ビニール袋に入れます。そして、ビニール袋に入れた商品を設置されている軽量デジタル天秤で重さを測ります。すると、そこのデジタル天秤から、重さに応じて料金が計算され、料金の書かれたラベルが出てきますので、そのラベルをビニール袋に貼って、レジに持っていきます。
イタリアでは、このように大体が量り売りのシステムをとっています。1キロあたり、または1個あたりいくら、と言った値段が書かれていますので、よくみましょう。
最初、1キロあたりの価格表示になかなか慣れないですが、買い物を続けるうちに、徐々に慣れていきます!
1個から購入できるのは、一人暮らしをする留学生には、ありがたいですね。買い物に慣れると、値ごろ感もわかってくるので、買い物が楽しくなってきますよ。
お肉の買い方
日本でお肉コーナーというと、牛、豚、鶏の3種類がメインですよね。その感覚でいくとイタリアの肉類は非常に種類が多く、びっくりします。
日本で普段見かけないけれど、イタリアでは一般的に販売されているお肉として、ウサギ、馬、七面鳥、イノシシ、鴨、鹿などが、ケースの中に並べられているのです。
また、クリスマスやイースターなどの季節限定で増えるのは、羊(特に子羊)やホロホロ鳥などがあります。日本では家庭料理ではなかなか調理しないような、動物のお肉も一般的に売られていることに、最初はカルチャーギャップを感じるかもしれませんね。
また日本ではお肉は細切れや薄くスライスされてパッケージされているものがほとんどですが、イタリアは「固まり」のままパッケージされているものが多いです。
大きなスーパーであれば、お肉コーナーでもカウンター販売を行っており、店員から使いたい分だけ購入する、ということも可能です。
その際、ひき肉にしてもらったり、薄切りにしてもらったり、とリクエストできます(ただし、日本人の想像する『薄切り』にならないこともありますが)。
ハム、サラミ、チーズの買い方
ハムやサラミ、チーズコーナーが一角として確立しているところが、とてもイタリアらしいですね。
写真のように、ハムやサラミが天井から吊り下がっていたり、ケースの中にはチーズが所せましと並べられています。
多くのイタリア人は、このSalumeria(サルメリア)でチーズやサラミ、ハム、またお惣菜などを、色々聞きながら、細かくあれこれ注文も入れ、購入することが好きです。その土地ごとの特産品が、並べられていることも特徴ですよ。
お惣菜は、調理済みのお肉の料理や、クリスマスやイースターシーズンだと、そのままパーティーの料理として並べてしまえる、見た目も綺麗なお料理も豊富です。
レストランで注文してたくさんの量が来るのが困る方は、このお惣菜コーナーはとても貴重です。また、疲れて帰ってきて、料理する元気がない…なんて時も是非活用しましょう。店毎の自慢のレシピの品が並んでいます。
注文の仕方ですが、欲しい分をカウンターで伝えます。
“Un etto di ●●(商品の名前), per favore.”(ウネット・ディ●● ペルファボーレ)
「●●を100グラムください。」(「Un etto」は100グラムです)
または、
“Un chilo di ●●(商品の名前), per favore.”(ウン・キロ・ディ●● ペルファボーレ)
「●●を1キロください」(Un chiloは1キロです)
と伝えます。
何gか、なんてわからない、という方には1人前、2人前という言い方でも上手に詰めてくれます。
ところで、ヨーロッパでもチーズの種類が多い国はフランスとイタリアです。フランスは365種類、つまり毎日食べ換えできるだけの種類があると言われています。
イタリアは、フランスより、もっと種類が多いのです。通常地元の人は地元で作られたものを好んで食べる傾向があるため、インターネットやテレビで観たチーズをいざ購入しよう!と思っても、なかなか見つけられないことがほとんどです。大型スーパーには、取り揃えられていますので、地元以外のチーズを購入したい方は、大型店に行きましょう。
また、チーズのエピソードで有名なのは、サルデーニャ島にある、なんとウジ虫入りチーズ、カース・マルツゥというチーズ。どんな味か気になりますよね。このチーズ、実は、島から持ち出すことを禁じられています。
是非、サルデーニャ島に行った際は、せっかくですから、勇気を持ってチャレンジしてみましょう。
食べてみた方は、このページに、写真付きで投稿してくださいね!!
お魚の買い方
スーパーマーケットに、魚コーナーがあれば、季節によって様々な種類の魚を見かけることができます。しかし、魚は、肉と違い海沿いの都市に行かないと、新鮮な物に出会う機会は、残念ながら少ないでしょう。大半は冷凍物です。もし新鮮なものを売っているなら、是非量り売りで購入しましょう。丸々1匹を購入する場合でも、処理をして欲しい、と店員に頼めば頭や内臓などの処理を手早く行ってくれます。
また、日本人が好む、あさりやムール貝のパスタで使う甲殻類も、量り売りで購入することができます。日本では高いイメージのあるムール貝ですが、イタリアでは、驚くほど安く売られています。是非、留学中、本場のムール貝のパスタにチャレンジしてみましょう!
パスタコーナーに行ってみよう!!
さすが、パスタの国、イタリアです。
パスタコーナーの充実には、驚きます。
日本だと、1コーナーの半分くらいのスペースですが、イタリアだと小さなスーパーでも少なくとも2コーナーに、びっしりと、ショートパスタからロングパスタまで、様々な種類のパスタがぎっしりと並んでいます。
メーカーごとに、数種類ずつほど陳列されています。ですので、同じ種類のパスタ、例えばペンネでもA社、B社と様々な種類を試すことができるのです。
是非、留学中に食べ比べてみるのもいいですね!また、値段も日本に比べるとかなりお安く、お腹もふくらむので、パスタは留学生の心強い味方と言えるでしょう。
生活用品は何がある?
足りなくなったモノを買い足すには、スーパーは本当に便利ですよね。大抵のものは、スーパーで事足ります。生活用品、トイレットペーパーなどの紙類、洗剤や石鹸類などは、比較的レジ前の商品棚に並んでいます。
トイレットペーパーなど見た目で判断できるものはいいですが、イタリア語がわからないと、何を買っていいか分からない商品もありますよね。
そんなときは、近くにいる買い物中のイタリア人に聞いて見ましょう。きっと、とても親切に教えてくれます。
以下に、生活必需品の簡単な単語をご紹介しておきます。
・シャンプー:shampoo
・リンス:balsamo
・ボディソープ:doccia schiuma
・液体洗剤:Detersivo
・柔軟剤:Ammorbidente
・漂白剤:Candeggia
・除菌スプレー:Napisan
お支払いの仕方
買う商品が決まったら、レジに並んでお支払いです。
ほとんどのスーパーマーケットは、クレジットカードが使えますが、念のため現金を準備することをお勧めします。大きなスーパーマーケットは、レジ付近にATM機が設置されていることもあります。
クレジットカードを使いたい場合は、
“Posso pagare con carta di credito?”
(ポッソ・パガーレ・コン・カルタ・ディ・クレディト?)
「クレジットカードでお支払いできますか?」と聞きましょう。
レジは、店員と客の間にベルトコンベアが設置され、客が自分でかごから商品を一つ一つ取り出し、置いていきます。そして、店員が商品のバーコードを読み取り、レジの向こう側に商品を置いていきます。
イタリアは2011年にビニール袋を禁止したため、自分で袋を持参するか、持参していない場合は、5〜15セントで購入します。
店員に“Busta?(ブスタ)” や “Sacchetto?(サッケット)”「袋は?」と聞かれますので、必要なら “Si(シー)”「はい」、持参しているのであれば “No(ノー)”「いいえ」と答えましょう。
3.コロナの影響
ロックダウン発令後は?
新型コロナウィルスの感染拡大により、イタリアは2020年3月に都市封鎖、いわゆるロックダウンを行いました。
そして、このロックダウンにより、イタリアのスーパーでの買い物の仕方も変化しました。
まず、各店の入り口に、消毒液のボトルと使い捨て手袋の配置が義務けられ、客もマスクは当然のことながら、入店前の手の消毒及び手袋着用が義務付けられました。
以前は野菜と果物コーナーのみでしたが、現在(2020年9月)は、店に入ってから店を出るまでの間、ずっと着用していなければなりません。また、営業店舗面積に収容できる顧客数も決められており、人数制限のため、入り口に店員が配置され入店制限をかなり厳しく取り締まっていました。
2020年7月1日よりロックダウンは緩和され、極端な人数が入店していない以外は、入り口で自動ドアを締め切られたりするまでの制限は無くなりました。しかし、依然としてショーケースの前には1メートル以上近づいてはいけないことを示すガムテープが床に貼り付けてあり、他の顧客との間もしくは販売員との間の距離を必ず1メートルはおいて並ばなければいけません。
アルコール消毒とビニール手袋の着用が義務付けられています
1メートルごとにテープが貼ってあり、ソーシャルディスタンスを取るよう、喚起されています
4.イタリアのお買い物
イタリアのお買い物事情
最後に、スーパーマーケット以外の個人商店での買い物の仕方をご紹介します。
まず、日本と違って驚く方もいるかもしれませんが、お店に入ったらまず挨拶をします。
朝から昼の時間帯なら、
“Buongiorno(ボンジョルノ)”「こんにちは」、
夕方から夜にかけては “Buonasera(ボナセーラ)”「こんばんは」
と、言ってからお店に入りましょう。
店員さんも元気に返してくれますよ。挨拶をしないでお店に入るのは、マナー違反ですので、最初は照れるかもしれませんが、是非明るく挨拶しましょう。
また、その他、日本と徹底的に違うところは、勝手に商品を触ってはいけない、ということです。
最近は量販店などであれば、この点は自由になってきたので、服の試着など、店員に断らずできるようになってきました。
しかし高級ブティックや小さいお店で、それをするとかなり嫌がられますので、ご注意ください。
商品を手に取る前に、
“Posso toccare?(ポッソ・トッカーレ)”「触ってもいいですか?」、
“Posso provare?(ポッソ・プロバーレ)”「試してもいいですか?」
と聞くようにしましょう。
何気ないことですが、これがイタリアのマナーです。慣れない習慣に最初は、戸惑うかもしれません。でも、あまり難しく考えすぎないでください。
お店に入ったら挨拶、勝手に商品を触らない
そういったシンプルなマナーを守れば、楽しく買い物をすることができます。ひょっとしたら思わぬところで、掘り出し物が見つかることも、あるかもしれません。魅力的なものに溢れたイタリア。上手に買い物も楽しんで、素敵なイタリア留学を実現させてください。
また、「イタリアでは、こんなものは買えるの?」「こういう買い物はどうしたらいい?」そんな質問もお待ちしています。ご質問、お問い合わせ、そしてイタリアについてもっと詳しく知りたい方は、↓のボタンから、お知らせください!
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