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イタリアのクリスマスの過ごし方
イタリア人にとってナターレ(Natale、クリスマスのこと)はとても大事なイベントです。
ご存じのようにナターレはイエスキリストの誕生日にあたります。イタリアはカトリック教徒が大半を占めており宗教的に大切なイベントですが、その意味以上に大人から子供まで心が躍る祝日になります。
ナターレは12月25日ですが、クリスマス休暇(Vacanze di Natale)というと25日より前に始まり、1月6日のエピファニーの祝日までを指します。
11月末になると街中にイルミネーションが灯り、クリスマスに関係する食べ物やオブジェクト、プレゼント向けの商品などが店に並ぶようになります(毎年時期が早まっているようで、今やハロウィーンが終わるとクリスマス商戦が始まる感じです)。
1、クリスマスはいつから?
まずは12月8日「聖母マリア無原罪のお宿りの日」(Festa dell’Immacolata Concezione)から本格的なクリスマスシーズンが始まります。
この日にクリスマスツリーを飾る家庭が多いです。祝日ですので、普段は忙しい大人も家族そろって飾り付けをすることができるからでしょうか。ツリーには本物のモミの木を飾る人もたくさんいて、モミの木の街頭販売を目にします。
2、ツリーに以外に飾るもの:プレゼーペ
クリスマスツリーと並んでイタリアではプレセーペ(Presepe)を飾ります。
プレセーペはキリスト降誕の場面を再現したジオラマのことで、聖母マリアを始め天使や動物など小さなフィギュアと馬小屋などを組み合わせて聖書の物語を再現します。
自分で作り込めるので多種多彩ですが、唯一の決まり事はイエスである赤ん坊の人形は12月25日になってから飾る、というものです。
3、12月24日、25日、26日の過ごし方
12月24日:24日はイタリアではヴィジリア(Visilia)といいます。
この日の夜はどちらかといえば静かに過ごし、夕食のメニューも25日よりも控えめ、魚料理が好まれます。
そして25日に日が変わる真夜中に教会のミサに行ったり、クリスマスツリーの下にプレゼントをこっそり置いたり、バッボナターレBabbo Natale(サンタクロースのこと)を心待ちにしつつ眠りにつきます。
この日豪華な昼食を家族親族で囲みます。朝からこどもたちはツリーの下に積まれたプレゼントを開けたり、豪華かつ大量のご馳走の後もゲームをして一日一緒に過ごします。
12月26日:この日は聖ステファノの祝日です。
前日に会えなかった親族を訪ねたり、友達と出かけたりします。なおお店の多くは閉まっています。
4、クリスマスの終わりは、なんと1月6日!
まずはイタリアのクリスマスは、なんと1月6日までつづきます。
1月6日は、ベファーナ(Befaba, エピファニー)の祝日(公現祭)。
キリスト教三大祝日のひとつで、イエスの誕生を知った東方の三博士が祝福をしにやって来た日とされています。
イタリアでは、老女(ベファーナ)がいい子にはお菓子を、悪い子には炭を持ってくるという言い伝えがあり、お菓子のために暖炉(現代では暖炉のない家庭の方が多いでしょうから、家のどこか)に靴下をぶら下げておきます。
この日クリスマスツリーなどのオーナメントをしまい、クリスマス休暇が終わります。
さいごに
イタリアのクリスマス、日本とだいぶ違いますね!
日本だとクリスマスは友人や恋人と楽しく過ごすことが多いけれど、イタリアでは家族と静かに過ごすことが多いのも特徴の一つ。
イタリアのクリスマスのイルミネーションは本当に美しく、クリスマスマーケットやオーナメントなどイタリアならではのものが多く、町歩きだけでも楽しい時期でもあります。
ぜひイタリア留学されたら、イタリアのクリスマス過ごしてみてくださいね!