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海外ニュースでアカデミアリアチが紹介されました!
イタリアの日本食
昨今の和食ブームは食には比較的保守的なイタリアも例外ではなく、若者を中心に広がっています。
今年7月にはガンベロロッソ・スシガイドが発売になるほど。
掲載店舗は北イタリアに集中していて、優れた職人(料理人)にはマエストロ・デル・スシの称号が贈られています。
このスシ・ガイドでは「優良可」を示すアイコンが箸の数ですが、箸を上手に使うイタリア人も増えてきました。
1、WASHOKUよりSUSHI?
イタリア人にはWASHOKUというよりSUSHIと言ったほうが通じるかもしれません。
日本人経営のお店は圧倒的に数が少ないですが、中国人や他のアジア人経営のALL YOU CAN EAT(食べ放題)方式のSUSHI店をよく見かけます。
メニューはスシ(にぎり、裏巻きなど)や刺身以外にも餃子、春巻、チャーハンや唐揚げ、天ぷら、お味噌汁、かつ丼、ラーメンなど。ランチ料金は15ユーロ位でお腹がいっぱいになるまで食べられるということで、高校生グループの姿もよくみかけます。ただし彼らが好むのはカリフォルニアロールなど洋風スシのようですが。
また最近はラーメン店や、和食とは違うのですがハワイのPOKEを売るPOKETERIAなる店も生まれ、イタリア人の味覚もだいぶ柔軟になったようです。
2、スーパーでのSUSHIコーナー
大型スーパーではSUSHIコーナーがあって、子供が食べたいと親にせがんでいる場面を見かけることもあります。
最近はスシだけではなく、餃子やたこ焼き(TAKOYAKIという名前です!)も売っています。また外国製食品の棚も数ヶ月の間に品が増え、カレールーを売り出したとびっくりしていたら、うどんも並び始めました。
野菜も白菜、大根、もやしなどは手に入ります。
以前はイタリア人にスシ用のお米や醤油はどこで買えるのか聞かれたものですが、今は外国人が知っている外国食品店に行かなくても、家の近くのスーパーで買える位手短なものになりました。
3、“生”の魚が増えてきた?!
魚料理を売りにしているイタリアン・レストランでも主にエビや貝の“生”食メニューを目にするようになったのは、日本の刺身が影響しているのかもしれません。
ただし、家庭では生牡蠣を食べたり(ポピュラーというわけではありません)、レモンで処理したカルパッチョを作ることはありますが、それ以外の生もの(サーモンを除く)を食卓に出すことはほぼありません。
そして前述のレストランで刺身が食べられると言っても、脂の乗ったトロや日本で食べられるような生魚については、留学中は残念ながら諦めるしかありません。
4、日本以外のアジアの国々の食材
(中華料理屋の定番、チャーハン)
街中には和食だけではなくアジア、南米の食品を扱うお店は元々ありましたし、日本ブランドの冷凍餃子も買えるようになるなど品数も増え、そこへ行けば生ものを除けば大抵のものは手に入ります。
留学中にはやはり故郷の味が恋しくなるので、少々割高であるものの、調味料を上手に使って、たまにはイタリアン以外の食事を楽しみましょう!
そして昔からある中華料理店は郊外にも点在していますから、和食ではなくても慣れ親しんだ味をたまに利用してみるといいのではないでしょうか。
最後に
留学中は、どうしても慣れ親しんだ日本の味が懐かしくなります。
しかし昔と違って、よっぽど田舎でない限り、日本食の食材は手に入りやすくなりました。
そして和食も作り慣れてきたら、留学中に知り合った友人・知人に和食を振舞うのも留学生活ならではですね。
ぜひ、日本の良さを様々な国の人々にお伝えください!