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レベルチェック！イタリア語試験の種類
Ciao a tutti! みなさん、こんにちは。
イタリア留学でも人気の語学留学。
今回は、イタリア語の試験についてご紹介します。
イタリア語を学校で習った人、独学で勉強した人、勉強の方法や機会はいろいろありますが、自分のイタリア語力がどの位なのかを客観的に判断するのに最適なのは、イタリア語の試験を受けることではないでしょうか。
■イタリア語試験は大きく分けて2つ
・実用イタリア語検定試験
・CILS, CELI, PLIDAなどイタリア国内の機関や団体が行っている検定試験
両者の特徴をみていきましょう。
■実用イタリア語検定試験①
日本国内の機関が主催し全国的に実施する”唯一“のイタリア語検定試験です。2023年春季検定は外務省の後援事業として認定されました。
全国で受検が可能であり、問題集も手に入りやすいので、受検しやすいと言えます。
ただし、就職等日本での効果は大きいものの、イタリアを含む海外での語学力の証明にはあまりなりません。
■実用イタリア語検定試験②
難易度の高い方から1級、2級、準2級、3～5級とレベルが分かれています。
検定内容は級数によって変わり、リスニング、筆記（文法、語彙、読解）から、級数が上がるごとに作文とスピーキングが足されていきます。
日本人が不得意とするスピーキングについて。二人の面接官と、決められたテーマに沿ってディスカッションをし、その際の受検者のイタリア語から判断されます。
■CILSとは
CILS（Certificazione di Italiano come Lingua Straniera）は、シエナ外国人大学が実施するイタリア語検定試験で、イタリア外務省より国際的な公式資格として認定されています。
日本だと、東京および大阪のイタリア文化会館のみで受検が可能です。
■CILS試験内容
レベルはA1からC2まであり、どのレベルも、作文、リスニング、文法、読解、スピーキングがあり構成はすべて同じです。
試験時間も長く、勉強しなければならない範囲が広いので、実用イタリア語検定に比べ負担が大きいといえます。
スピーキングは、面接官が一人でテーマに沿ったディスカッションとスピーチ（面接官が口をはさまず受検者がしゃべり続ける）で判断されます。ただし面接官は評価に関与せず、録音したデータがシエナ外国人大学の受検センターに送られ、そこでデータを元に合否を判断されます。
■CILSのメリット
国際的な証明としてはCILSが圧倒的に有利です。試験レベル(A1からC2)はヨーロッパ等世界で活用されている言語証明のCEFRに則ったものなので「この人はどのくらいイタリア語ができるのか」という能力に直結しやすいのです。
■その他のイタリア語試験
CILSが最も有名ですが、その他にもPLIDA、CELIなどもあります。
CELIはペルージャ外国人大学が実施するイタリア語の試験、一方、PLIDAはダンテ・アリギリエーリ協会という団体が実施するイタリア語の試験です。
一般的にはCILSが知られています。
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イタリア語試験は、英語に比べると種類は少ないですが、日本でも受けられる試験もありますし、ご自身のニーズにあったものを選択し一度試験を受けてみるのはいかがですか？
自分の勉強の成果を形にしたり、将来につながりますよ♪
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