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気負わないでOK！イタリアのチップ事情
Ciao a tutti! みなさん、こんにちは。
イタリア留学生活で、イタリアのマナーについて気になりますよね？
さまざまなカルチャーギャップが存在する中で、日本になくて戸惑うのが「チップ文化」。
でも安心してください。イタリアにはアメリカのようなチップ文化はありません！
あまり気負わずに、親切にしてもらったな、美味しい食事ができたな、と感じたら次のような金額を余分に渡すのがイタリア式チップ、です。
1. 外食
イタリアで外食をするとCOPERTOという席料が加算されることが多いです。
料金はメニューにも書いてあります。これはいわばサービス料になりますから、チップが含まれているとも言えるわけで、支払い金額に加えてさらにチップを払わなくても目くじらを立てられることはありません。
そうは言っても、楽しくおいしい時間を過ごせた、店員のサービスが良かったという気持ちを表す意味で、少し多めに支払うとお互い良い気分になるものですね。
目安は支払額の10％程度、つまり90ユーロの支払いであれば合計100ユーロの支払いを。もしくは端数を切り上げる形、つまり55ユーロであれば60ユーロ、62ユーロなら65ユーロでも70ユーロでも切のいい金額を渡しておつりは要りません、という形が一番簡単でしょうか。
クレジットカードでの支払いの場合、5や10ユーロ紙幣を別途テーブルに置いたりもできますね。
なおバールでちょっと一休みというような場合、チップを考える必要は全くありませんよ。
2. タクシー
これも外食と同じで、端数を切り上げる形で支払うといいでしょう。
少し多めに支払って「お釣りはいいよ」と伝えると、スマートです！
3. ホテル
ルームクリーニング係やポーターへのチップもあまり深く考える必要はありません。
1ユーロや2ユーロ硬貨を渡せばいいでしょう。
4. その他
観光ガイド、通訳、送迎などを手配・利用した場合10から20ユーロを渡すとサービスを提供する側はやはり嬉しいですしやる気もあがりますね。
サービスの前か後か、金額同様に決まりはありませんから、ご自身で判断してくださいね。
最後に
チップはGrazie （ありがとう）を伝えるものです。
ですからサービスに不満が残る場合は渡す必要はもちろんありません。
自由に前向きにありがとうを伝える、イタリア風マナーをどうぞ経験してみてください。
イタリア留学中に、良いサービスだったな！と思った時は、チップを渡してみてください。
お互いに気分が良くなります。
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