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イタリアの新型コロナウィルスの現状（2021/9/10）
夏の間バカンスを楽しんだイタリア人。
元々夏はレストランでは屋外席が多いですし、海や山の自然の中でマスクを外して（屋外では対人距離があればマスク着用義務なし）、家族や友人と楽しい時間を過ごしたよう。
夏の開放的な空気は、結果的には危惧していた程には感染状況を悪化させなかったように見えます。
しかしながらいつまた状況が悪化したり、重傷者や死者数が増えるかもしれず、夏休みの間も常にワクチン接種が呼びかけられ、グリーンパスの適用に関しても注意が払われてきました。
※2021年9月10日時点の情報です。今後変更の可能性があります
グリーンパスのルール
グリーンパスのルールについては9月１日からさらに厳しくなりました。
8月に開始されたルールは、以下の活動・場所へ行く/利用するためには、
・少なくとも1回のワクチン接種済みである証明、
・感染から回復した証明（6か月有効）、
・PCR検査もしくは抗原検査の陰性証明（48時間以内）
のいずれかの証明書の提示が必要となり、罰則があります。
-レストラン屋内での飲食（ただしバールのカウンターでの飲食は除く）、
-ジム、プール、劇場、映画館、美術館・博物館、見本市、温泉、テーマパーク、カジノ、コンサート、スタジアム（観客数に制限あり）、
上記に加え、
-長距離の列車、船、飛行機 （地下鉄、市内バスは現時点で必要なし）の利用
-教育現場（学校）においては教師・学校職員
-大学生の対面授業
がパス提示義務になっています。
パスのコントロールに関し、特に混乱は生じていない様子です。
なおパス適用（自治体職員をはじめ、一般企業での労働現場なども）の拡大が議論されています。
ワクチン接種状況
ワクチン接種は、現在十分な供給量があり、予約なしで直接接種会場へ行って接種することもできるようになっています。
9月10日時点では、国民全体の65％が、ワクチン接種対象12歳以上の73％が接種を完了しており、9月末に12歳以上の80％が接種を終える予想となっています。
9月6日から20日にかけて学校の新学期が州ごとに100％対面授業でスタートすることになっています。安全に学校生活を送るために、12−19歳のワクチン接種のスピードアップが呼びかけられているところです。
夏休みが終わって学生が活動し始め、社会全体の活動量が増えていきます。
基本的な感染予防を心がけたいものです。
イタリアへの渡航に関して
現状のイタリア入国に関して、2021年8月30日、イタリアの保険証命令が新たに掲載されました。
イタリア入国に関し詳しくは
こちら
日本からイタリアへの渡航は、問題なくできる状況です。
ただし、
こちらでご紹介しているように入国に際し、必要な手続きが増えています。ご出発の際は、ご準備いただく書類などが増えていますので、いま一度ご確認ください。
イタリアは、シチリア州を除き全てホワイトゾーンとなっています。ワクチンの供給量も十分です。
しかし、いつ状況が変化するかはわかりませんので、これから
イタリア留学をお考えの皆さま、まずは当社にご相談ください。詳しくはこちらより。
引き続き、現地からのレポートをお伝えします。
イタリアでの問い合わせ先はコチラ
在イタリア日本国大使館
https://www.it.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
住所：Via Quintino Sella, 60 00187 Roma
Tel: (+39) 06-487-991／Fax: (+39) 06-487-3316
開館時間（領事部窓口)：9:30-12:45, 14:15-16:30 （月～金）
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