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イタリアの人気のバカンス先
イタリア人の1年は夏のバカンスを中心に回っているといっても過言でないほど。
6月から3か月超に及ぶ学校が長い夏休みの期間、大人も連続2週間くらい(1か月可能な人もいます)の休暇を得てバカンスへ出発します!
さてこのバカンス。みんな、どこへ行くのでしょう。
1、人気はやはり海
ダントツに人気なのは海です。
日本と同じようにイタリアも長い海岸線を有し、全国各地に綺麗なビーチがたくさんあります。
ティレニア海側は北のリグーリア州の海岸からトスカーナ州、景観が有名なアマルフィ海岸、そして南の長靴の先まで。
アドリア海側は砂浜が続くロマニョーラ海岸から始まり長靴のかかとプーリア州。
さらに地中海に浮かぶシチリア島とサルデーニャ島と、なんとも数えきれないほど。
2、人気の行き先はサルデーニャ、プーリア、シチリア!
(美しいサルデーニャの海)
こんなにたくさんある中でも人気が高いのは、サルデーニャ、プーリア、シチリアです。
一口にサルデーニャといっても、その面積は2万4千㎢で、日本の四国(1万8800㎢)よりも大きいですし、東西南北それぞれに特徴がありますから、滞在先をどの辺りにするかを決めなくてはなりません。プーリアやシチリアも同様です。
もちろん、キャンプカー、車やバイクであちこち回る、ということもできますね。
(シチリアの路地裏)
トスカーナ州に住む筆者ですが、海の美しさに加え、サルデーニャやシチリアなど遠いところに行けば行くほど、自分が住む街とは異なる食べ物や人々の話し方(方言は理解できない)に至るまで楽しむことができ、また来年も行きたいなと思わせます。
例えばフィレンツェでは3,5ユーロするアランチーニがシチリアでは1,5ユーロ。
有名なお菓子、カンノーロも安く、何といってもとっても美味しいです!
新型コロナウィルスの影響で、昨年同様、イタリア国内旅行の割合が増えていて、近くてもバカンスに適した海は見つかりますから、トスカーナ州のエルバ島はフェリーで本島から最短30分くらいとアクセスが抜群に良く、例年以上の混雑ぶりのようです。
ちなみにエルバ島は、日本ではあまり知られていないかもしれませんが、ドイツ人の姿をよく見かけます。
比較的寒冷な場所から地中海の太陽を求めて南下するヨーロッパ人の気持ちが、よくわかります。
3、国外の行き先は?
(ギリシャのサントリーニ島)
もちろん海外旅行はイタリア人にとっても大きな楽しみ。
海外というほど遠くはないのですがコルシカ島もバカンス先として人気ですし、特に若者にはギリシャやイビサ島、マヨルカ島(スペイン)が人気です。またアドリア海の向こう側のクロアチアも。
もう少しリッチに過ごしたい人は、モルジブやカリブ諸国まで。
いずれにせよ、綺麗な海を求めて海外旅行する人が多いのではないでしょうか。
ローマやフィレンツェなどの世界的に有名な観光地の夏場は、イタリア人はバカンスへ出かけるために相対的に外国人の数が多くなります。
逆にイタリア人もロンドンやパリ、ニューヨークなどの大都市に長い夏休みを利用して旅行する人もいます。
またイギリスやアイルランド、それからマルタ島は夏休みに英語を集中して勉強したい学生に人気です。
ひたすら勉強に励むか、半分バカンスかはそれぞれでしょう。
4、少数派の山派
(美しいドロミティの山々)
イタリア人で山派は少数派ですが、昨今大人気のドロミティ渓谷を始めイタリア各地に美しい山地がたくさんあります。
特に8月の海の混雑は大変なもので、それを避けて山間部への避暑も、とてもいいものだと思います。
清々しい空気と緑に囲まれサイクリングやトレッキングを楽しんだり、SPA施設を併設しているホテルなどもありますからリラックスに最適です。
また標高がそれほど高いところではない田舎、そこにあるアグリツーリズモでの滞在も人気です。
さいごに
いずれの場所であっても、これまでたまった疲れやストレスをバカンスで癒し、秋からのエネルギーをチャージする、というのがイタリア人の人生のサイクルと言えるでしょう。
夏になると、心なしかイタリア人の表情が晴れやかになっているのを感じるかもしれません。
イタリア留学中も、夏のバカンスはぜひイタリア内外を旅してみてはいかがでしょうか?
留学中だからこそできるバカンスの過ごし方。
心も体もリフレッシュできるはずです!